まだあまり関係が深くない状態、そこまで相手のことを知らないときの話題は困るものです。会話に行き詰って沈黙・・・そんな事態は避けたいもの。
では、どんな話題なら相手を退屈させずに、しかも相手からの印象を良くすることができるのでしょうか?
ここでは好きな人や気になる人との会話で選ぶと良い話題、男女問わずに使えるテクニックを紹介します。
話題にしない方がいいものは?
まず、よく話題にしない方がいいとされるものは宗教や政治関連のこと。これは対立を生みやすい話題であるため、気になる人と険悪な雰囲気にもなりかねません。
ただ、政治の話題を好んでする人も少ないでしょうし、宗教についても日本はたいてい無宗教でケンカになるケースは稀でしょう。初詣は神社へ行き、葬儀はお寺でやる、これが日本では一般的なのでそれほど気にすることでもないかと思います。
ここで分かるのは、相手と対立しやすい話題は避けるです。特に思想や信念に関することだと、譲れないことも多いので対立しやすいといえます。そうするとケンカになって悪印象を持たれる可能性が高くなるので避けた方が無難でしょう。
相手の印象が良くなる話題
相手からの印象が良くなる話題・・・それはズバリ相手が興味のあることです。拍子抜けですか??相手が興味のあること、好きなことを話題として振り、そして積極的に話してもらう。それが相手からの印象を良くするコツ。
しかし、これが実は簡単ではありません。というのも、これは相手をよく観察しないと分からないからです。例えば相手がオシャレな人だったとしましょう。そして服装や髪型など「オシャレですね」とほめる。しかし実際は単にショップへ行ってマネキン買いして特にこだわりがなく適当に着ていたり、髪型も美容室でお任せと言っていたり、オシャレには微塵も興味がないということがあります。
それでは、「オシャレですね」と言って、その話題に持っていっても相手は退屈でしかないでしょう。
つまり、相手が本当に興味があること、自分からしゃべりたいくらい好きなことを見分けるのはなかなか難しいのです。
相手が好きな話題を選んで好感度UP!
相手が好きな話題を選べるのは、相手のことをよく見ているということ。自分が話したいことを話して、相手が相づちを打つのでは会話に満足することはできません。
よく観察し、会話の一部からでも相手の反応を見て興味がありそうな話題を探す。そうすれば相手は無意識にも「自分のことをよく見てくれている」と感じ、好感度はUP!することでしょう。
そういった視点に立てば、前に書いた宗教の話題でも、相手の趣味が神社巡りであればむしろ良い話題といえます。
相手が好きな話題にする、好きなことを積極的にしゃべってもらう、これで「あの人と話していると楽しい」と思ってもらえることでしょう。