恋人から別れを告げられたらどうしますか?その対応は人によってさまざま。
- 泣いたり悲しむ
- 怒る
- 原因がどこにあったかを考える
- 復縁を考える
などなど。人によっては日常に支障が出るほどに辛く、立ち直れないこともあるでしょう。「もっと一緒に居たい」など未練があると復縁を考えますが、彼氏(彼女)から「別れよう」と言われたとき、復縁をする前にまずは考えた方がいいことがあります。
大切な時間を失わないためにも、彼との関係に思いを巡らせてみましょう。※文中では相手を彼氏としていますが、反対に彼女でも同様なのでご自身の立場に合わせて読み替えてご覧ください。
復縁を考える前に考えること
まだ彼のことが好きだったとき、まずは復縁を考えることでしょう。しかし、復縁のため動く前に、クリアしておきたい課題があります。
原因を解消するメドが立つか
「復縁すればあの楽しい日々が戻ってくるかもしれない」、「また好きな人と一緒に居れるかもしれない」と考えるのは自然なこと。しかし別れたからには原因があるはずです。
もし復縁したとして、別れた原因が解消されない限りは同じことがまた起きます。別れた理由を直接言ってくれることもあるでしょうが、たいていは本当の理由は言わないもの。それを言ったら揉める可能性が高いと判断するものは言わないでしょう。
だから何とかして復縁したとしても、別れた本当の理由を解消するメドが立たない限りは結果は変わらず、また同じことが繰り返されます。
別れた原因が簡単に解消できる問題なら、復縁してもそれが原因でまた別れることは無くなります。しかし、そんな簡単に解消できる問題ならそもそも別れていないハズ。まずは同じことを繰り返さないためにも、本当に別れた原因を解消できるかを考える必要があります。
そして、もし解消するために自分らしく生きられないとしたら、それは貴女にとって幸せな結末といえるかも一緒に考えてみましょう。
未来が想像できる?
別れてから復縁を望むとき、多くは良いと思えるところは美化され、悪いところは過小評価するもの。付き合う前や付き合いたての頃のように、良いところにばかり目を向けて欠点には目をつむりがちです。
しかし別れたからには、多かれ少なかれ貴女も彼氏に不満はあったことでしょう。そして本当に目を向けるべきはその不満の方です。
例えば貴女が料理や家事をしているとき、彼氏はテレビを見たりゲームをしたりしてゴロゴロ、手伝おうとしない、これはよくあることです。付き合っていたときなら大して気にならないこともあるでしょう。しかし想像してみてください。
これがこの先ずっと続くとしたら・・・。
おぞましい現実が待っているかもしれません。家事を手伝うというのは自身が育ってきた環境に影響されやすく、家事は女性がするものと固定観念があったときは一生変わらないと覚悟した方が無難です。
普段はまだ許せたとしても、もし貴女の体調が悪いとき、妊娠したとき、出産したときにでも家事を手伝わない可能性もあるのです。それが一生続いたとして、それでもなお貴女は幸せな未来を想像できるでしょうか。
あくまで家事を例にしましたが、復縁をする前に考えてほしいのです。貴女が嫌だと思う部分、それが死ぬまで続いても耐えられるかどうかを。
お互いのためになっているかもしれないと考える
冷静になると、別れたのはお互いのためになっているのかもしれない、良い機会だったかもしれないと考えることができるようになります。上の章で「一生」と強調した理由がここにあります。
未練があるような別れ方をしたら、きっと
- この人しかいない!
- この人じゃないと私はダメなんだ!
と思うことでしょう。「男なんて星の数ほどいるから、次の恋を探そう!」なんて月並みなことは言いません。でも話し合っても解決することができない、あるいは話し合いすらすることができないで別れた関係なら、それは復縁してお互いが幸せになれるのでしょうか。
復縁に動く前に、もしかしたら一緒に居ない方がお互いのためになっているかもしれない、そして貴女は他の男性と付き合ったり結婚した方がはるかに幸せな毎日を過ごせるかもしれないことを意識してみましょう。
自然体で居れる相手と一緒に居る
特に別れたばかりの頃は「この人しか考えられない」と強く思うことでしょう。でも別れて時間が経ち、多くの異性に接すると「そうでもないかな?」と思えるものです。それを復縁を考えているときに思うのは難しいですが、大切なのは無理せず貴女が自然体で居れるかどうか。
- 別れた原因を解消できるか
- 彼との幸せな未来を想像できるか
- 復縁して貴女は自然体で居れるか
復縁を考える前に、まずはこれらをよく考えてみることをオススメします。貴女の大切な時間。それをいっときの感情で失うわけにはいきません。それでもなお一緒に居たいと思えるなら、復縁する意義はあるというもの。この先、どんな問題が起きても二人でよく話し合い解決し、乗り越えていけることでしょう。