「女性は化粧をするのが当然」といった風潮が世間にはありますが、外に出る時や人と会う時には化粧を必ずした方が良いのでしょうか。男性である私が率直な意見を書きます。
外出するときは化粧をすべき?
当記事を書こうと思った出来事があります。以前イタリアンのキッチンで働いていたことがあって、ある時キッチンの女性でも化粧をすべきか?といったことが話題になりました。キッチンではお客さんから顔が見えることはあまり無かったのですが、上司からは「最低限の化粧はすべき」との結論に達しました。
40代くらいの女性がノーメイクで仕事をしていたのでそういった話題になったのですが、一般的には外に出る時は女性は化粧をするのが当然とされていて、会社などで化粧をせずに仕事をしていたら多くの場合は指摘されるでしょう。それだけ世間からは女性=化粧とみなされているともいえます。
※その40代女性のノーメイクがひどいといったことではありません。
女性の化粧ばかりに目を向けるのは差別では?
女性が化粧をするのは最低限のマナーと認知されている部分があります。果たして女性が化粧を半強制されている理由は何でしょうか。
みすぼらしい?みっともない??マナーや常識というのは他人に迷惑を掛けることを避ける前提があるので、女性が化粧をしていなくても直接的な影響は無いように思います。万が一にも不快なら見なければいいだけです。
そして何より、女性は化粧をすべきと言うなら、反対にニキビだらけの男性はファンデーションを塗らなくていいの?という話にもなります。
つまり「女性は化粧をしないといけない」との主張は、正当性が無いただの差別で、女性が化粧を半強制される理由はどこにもありません。
“女性だから”というのは差別でしか無いですし、それを言うなら「男性なら力があって当然」と似たようなものです。
一般的には化粧をするのは最低でも20分くらいは掛かるでしょうから、その時間を睡眠や他の有意義なことに回す権利を女性だけが奪われているのはおかしいでしょう。
ここで誤解を招かないように言うと、化粧をして美しくなりたいという女性の意識を否定はしません。化粧をしたい女性はすれば良いと思います。重要なのは”したくない人はしなければいい“という部分です。それを強制する社会の方が変なのです。
化粧はしなくていい
この記事を読んでいる方は「女性は化粧をするのが当然」という常識に疑問を持った方かと思います。だから、したくないならしなくていい、それでいいんです。それに文句を言うのは、固定観念に縛られた考えしか出来ていない証拠。なら顔の汚い男性は化粧しなくていいの?といったところに考えが及ばないのですから。
ただ今の日本では現実的には難しいかもしれません・・・。
化粧は女性が綺麗になりたいと願う心を表すための手段、強制するものではありません。