好きになった人がたまたま、すでに彼女(彼氏)がいるのはよくあることです。好きになった人に恋人がいたり既婚者でも、一緒になりたいと願うもの。
そして告白(コクる、告る)のも一つの選択肢ですが、実は恋人や既婚者に告白することには落とし穴があります。また、告白が成功して略奪愛的になっても注意が必要です。
好きになった相手に恋人がいたり、既婚者の状態で告白をしない方がいい理由を解説します。
※当記事では、女性が男性を好きになったと想定して書いています。ご自身の立場によって読み替えてご覧ください。
彼女(彼氏)や妻(夫)がいる人を好きになることは悪?
すでに恋人がいたり、既婚者を好きになることは悪なのでしょうか。世では不倫は問題視されますが、好きになること自体は個人の自由です。誰にも影響がないなら、個人の内面については自由な領域です。
好きになると、多くの場合は付き合いたい・結婚したいという願いに変わっていきます。そして告白して思いを伝えるという選択をすることもありますが、ちょっと待って!
まだ相手が別れていない状態で告白するのは賢明ではありません。
告白しない方がいい理由
では、なぜ好きな人が”相手と別れる前に”思いを告げない方がいいのでしょうか。理由は簡単、
「自分も同じことをされる可能性が高い」
からです。もし告白して付き合うとなったとき、形としては別れさせたことになります。もちろん元カノは不愉快極まりないでしょうが、それは別の話として、問題は「告白して、それで今の恋人と別れることを選ぶ相手の人間性」にあります。
つまり、相手は「今の恋人よりも、告白してきた貴女に魅力を感じた」ことになります。想像してみてください。同じことがグルグル回りそうではないですか?
そう、相手の男性は、今の恋人より良い人が現れれば乗り換え、それを繰り返す。結局は貴女も別れさせた元カノと同じ立場になる可能性が高いのです。
真摯な人なら告白は要らない
たとえばお互いにひかれあい、付き合いたいと考えたとします。ここで真摯な人がとる行動は「今の恋人とキッチリ別れて、貴女と交際する」ことを選びます。決して告白されたから付き合ったり、乗り換えるような形で付き合うようなことはしません。
告白が効果的なケースも
ただ、告白をした意味が後になって効果が出ることもあります。それは
「年月が経っても、貴女が好きだったという事実は残る」
ということ。つまり
- すでに恋人がいる男性に告白する
- 男性は今の恋人と別れる気がないので断る
- 時間が経つ
- その彼女とは別れる
- 「そういえば、あのこ自分のことを好きって言ってたな」と思いだす
- 連絡が来て親交を深める
- 自然な流れで付き合う
こともあり得ます。一種のフィルターの役割もありますが
- 告白に応じたら自分にも回ってくる可能性が高い、同じことを繰り返す男性
- 告白を断ったら真摯な人で人間性に優れている
と解釈することもできます。ときが経ち、フリーになったときに効果が出る、そういった意味では告白も意味があります。そのときでも、まだ貴女が相手の男性を好きだったなら、好意の確認が容易なので相手もアプローチしやすいでしょう。
好きになっても告白じゃない方法で
相手が真摯な人だと仮定して、貴女に魅力を感じるなら現在の恋人とはあまりうまくいっていないと考えられます。その場合、キッチリ別れて貴女と付き合うことを選ぶでしょう。
奪い取るような形になるのは揉める可能性がとっても高いので、気を付けたいところです。
まずは相手の人間性など深いところを十分に理解するところから始めます。
- 告白して、もし現恋人と別れてそれで貴女と付き合うことを選ぶなら、自分も同じことをされる
- 現恋人とうまくいっているなら、告白しても断られる
- 浮気(二股)を選ぶなら、恨みを買ったり、今後現恋人と別れて貴女一人を選んでも、同じように浮気され繰り返される→その場合、貴女が本当に幸せになる確率は限りなく低い
がポイント。
恋人がいる相手や既婚者を好きになっても告白はせず、もっと効果的な方法でアプローチする方が建設的です。詳しくは
・「好きな人ができたら告白は必要?断られる心配不要のオススメの方法」
・「告白をうまくいかせたい!告白を成功させるためのヒケツと考え方」
こちらの記事をご覧ください。